千葉県公立高等学校事務長会

 

会長あいさつ

 


                      会 長 千葉県立市原特別支援学校
                           事 務 長   黒 川 正 孝


 千葉県公立学校事務長会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 令和2年度,新型コロナウイルス感染防止から過去に前例のない書面決議による総会を経て会長に就任いたしました。
 本会は,昭和44年10月に,学校の円滑な管理運営と学校教育の向上発展に資することを目的に県立学校事務長連絡協議会として設立され,幾多の変遷を重ね今年度52年目を迎えます。
 千葉県内の各学校では,令和元年の台風,大雨の激甚災害の爪痕が残るなか,今回の新型コロナウイルスの対応のため事務職員は例年とは異なる業務をこなしているところであります。
 さて,文部科学省中央教育審議会での「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)」では「‘子供のためであればどんな長時間勤務も良しとする’という働き方は,教師という職の崇高な使命感から生まれるものであるが,その中で教師が疲弊していくのであれば,それは
‘子供のため’にはならないものである。」とありますが,事務職員にとっても学校への思い,使命感に変わりはありません。
 また,答申における目指すべき学校の組織運営体制の在り方では「学校における働き方改革の推進に当たっては,事務職員の校務運営への参画を一層拡大することが必要である。事務職員は,その学校運営事務に関する専門性を生かしつつ,より広い視点に立って,学校運営について副校長・教頭とともに校長を補佐する役割を果たすことが期待されている。」とあります。
 これらのことは裏方のイメージが強かった事務職員にとって,やりがいを実感できることとなりますが,働き方改革の名の下に事務職員の業務量が増大するような,しわ寄せが来ないよう事務職員の配置の充実や業務の「スクラップ アンド ビルド」が必要と考えます。
 当事務長会では千葉県高等学校長協会,千葉県特別支援学校長会,千葉県公立高等学校事務職員会等と協力し各学校の現状を千葉県教育委員会と情報共有し,全国公立学校事務長会,関東公立学校事務長会と連携し次代の事務長・事務室の在り方を調査,研究して参りたいと思います。

 

               旧会長    19〜21年度    22〜24年度    25〜26年度        29年度    

30〜R元年度  

 


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